和食だけじゃない!オハイオ:ネイティブに人気のオシャレレストラン『メトロポール』

皆さんこんにちは、Heroです。今回はオハイオ州シンシナティ市中心区のおススメレストランの体験レポートです。

どこかに旅行に行く、もしくは長期滞在するとなった際、やはり気になる食事情。現地の食べ物はどんな感じ?おいしいレストランは?などいろいろ考えることもあるのではないでしょうか。

無難な和食、またはよく知るファーストフードなどもオプションではある中、「行ったことの無い場所で食事する」のもやはり現地ならではの醍醐味と思います。しかし折角の滞在、最初から地雷は踏みたく無い・・・そんな方々へまずお試し頂きたいスポットが、不思議オシャレレストラン、Metropole/メトロポールです。(https://www.metropoleonwalnut.com)

 

どの辺にあるの?

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グーグル先生で見て頂くとわかりますが、まさにシンシナティ市の中心区にあります。

ちなみにシンシナティは州境(日本でいう県境)にあります。地図中心のオハイオ川を挟んで北側です。南側はケンタッキー州になります。

 

***ケンタッキーといえば某サンダースおじさまで有名な、ケンタッキーフライドチキン発祥の地です。またケンタッキー州には世界一大きいトヨタの工場や、世界規模のバーボンメーカーが数社あったりと中々おもしろいのですが、それはまたの機会に。

 

どうやって行く?

レストランまでは、距離が15分以内であればUberをお勧めします。

アメリカで広がった、アプリで呼べる個人タクシーサービスです。ドライバーもアプリでこちらの場所を把握するため、説明も一切不要。行きたい場所だけ入力すれば、あとは迎えが来るのを待つだけです。支払いも登録されたカードから自動で落とされるので、到着したらただ降りるだけと超ラクチン。ただ時々会話が必要になる時もあります。ご心配であれば英語を喋れる人と乗る、もしくは王道マイカーで行く、がおススメです。

 

マイカーの場合は、メトロポール専属のValet Parking/バレーパーキングサービスがおススメ。店の前で降りると、800円程でドライバーが車を移動させてくれます。また食事が終わればまた店の前まで車を持ってきてくれて、楽です。日本と同じく都心部の駐車場は混雑する為、遠くにとめても結局500―700円くらいします。またバレーは通常1,000-1,500円くらいするので、ここはコスパが非常によくおススメです。

 

ちなみの徒歩の場合、この屋外シャンデリアが目印です。 

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どんな雰囲気の場所?

いわゆるアート系な雰囲気を醸し出しています。隣がアートギャラリーになっている事もあり、「落ち着いたモダンアート」風です。店員さんの服装もピアスやちょいパンク系の服装だったりと、自由を尊重している様子。しかしレストランの雰囲気自体は落ち着いています。ドレスアップしている若いカップルから、ブレザー姿の老紳士含む家族連れなど。堅苦しさの無い割にオシャレ感がある場所です。 

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ラスティック調ライト。

 


そしてもうひとつ、レストランを見回すと必ず目に入るのが・・・・コイツです。 

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メトロポールマスコット的存在の、ペンギンくん。何故黄色いのか、いやそもそもなんでペンギンがいるのか、その存在は謎に包まれています。食事をしていると、店員さんがランダムで色々なテーブルを巡らせ、客は写真を撮ったりするわけです。そして実は・・・

 

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増えてる

 

増えたりします。今回は3匹いたので、実はもっといるかもしれません。相変わらず何故いるかは不明ですが、気にせず挑みましょう。もし一緒に写真を撮りたくなったら、お気兼ねなく店員さんにお願いしてみましょう。「OK、きっとアナタのテーブルに来たがってるわ」と意味深なコメントの後、気がついたらヤツが側に来ています。


お味の方は?

一言で言うとおいしいです。5点中4点くらい。アメリカは結構当たり外れが多く、レビューを見ないで入ると酷いのが出てきたりします。これは観光地も例外ではありません。なのでおいしい食事を出してくれる所は重宝するし、また行きたいと思わせてくれます。

 

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↑ ↑ ↑ こちらは前菜のひとつ、豆など数種の野菜の混ぜて揚げたものです。

ギリシャ料理のfalafelを食べた事がある方には馴染みの深い味と思います。他にはなんとも説明し難いですね。僕も今回初めて注文しました。

 

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 ↑ ↑ ↑ 前菜第二弾、steak tartare/タルタルステーキ

韓国のユッケと似た感じの、生食肉料理です。肉と卵を混ぜてた後パンに乗っけ、サイドに付くレタス、玉ねぎとあらびきマスタードをトッピングしていただきます。マスタードがいい感じに効いており、肉の臭みもありません。行くと必ずオーダーするアイテムのひとつです。

 

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↑ ↑ ↑ 前菜第三弾、burnt carrot salad/おコゲニンジンサラダ

文字通り焦げているのですが、これがまたうまいっ!ニンジンの甘さと焦げの苦味がよくマッチしていて、これもマイ定番メニューのひとつ。

 

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↑ ↑ ↑ メインのgrilled salmon/サーモンのグリル

サーモン自体は塩だけのい味付けですが、下に敷いてあるピクルスと一緒に食べると、酸味と塩で「西洋風さっぱり塩ジャケ」みたいな味になります。こちらも初めてですが、気に入りました。ちなみこの写真は、1オーダーを2皿に分けて貰った物なので、量は少なく見えるかもしれません。分けてと言ったわけではありませんが、店員が気を利かせてやってくれました。こういったサービスはあまり一般的では無く、やってもお金を取る場所も多数です。その点でも僕はメトロポールが好きですね。

 

 

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そして締めのデザートには、ルーバーブのパンナコッタを。Rhubarb/ルーバーブはセロリの親戚みたいなもので、夏場にパイやデザートに使われます。色が鮮やかな赤で、見栄えも良いです。

見た目は赤いセロリ

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シンシナティは日本の感覚では多分田舎なのですが、探索するとおもしろい所です。

以前までトヨタが近かった事もあり、日本人も結構生活しています。お越しになられた際には、ぜひメトロポールやその他ローカルレストランを探索して頂きたいと思います。

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