これからご旅行や留学をお考えの方、実際に留学で済んでいる私が、中々、詳しい情報が手に入りづらいノバスコシア州ハリファックスとダートマスの、基本情報をご紹介していきたいと思います!
ハリファクスの治安について
海外旅行や留学で特に不安なのはやはり治安ですよね。
住んで感じたことは、日本より治安の良さやマナーの良さを感じる場面に多く出くわしました。
基本的に、フレンドリーで優しい住人なので例えば落し物が見つかる事も多いです。
私も実際、事もあろうことかショッピングセンターのフードコートでお財布を失くしてしまいまして、、
一か八かお客様センターに聞きに行ったところ、届けてくれた方がいたようで中身もそのまま見つかりました。
落し物に関しては落とす場所と運もあると思いますが、国民性が日本人と似ていて暖かい街だな、とこの時感じました。
ハリファックスのダウンタウンは週末の夜に賑わいを見せます。
バルやレストラン大体のお店はAM1:00ごろには閉店します。
ナイトクラブもありますが、その周辺では警察のパトロールが多く出動しているので、喧嘩や酔っぱらいに絡まれたり、怖いと感じた事はありませんが、どこの国でも同じように女性一人で出歩かない事をおすすめします。
住人のマナーの良く、公衆トイレに関してはハリファックスの方が日本の公衆トイレより綺麗で臭いも無いと感じることが多いです。
街のルールはあるの?知っておきたい基本情報その1
細かいルールが沢山あるわけでは無いですが、
いくつか知っておくと良いマナーをご紹介します。
少し意外に思う方もいらっしゃると思いますが、香水や香りの強いボディークリームをバスなど公共の乗り物や図書館などで利用する事は禁止されています。
カナダには香りのアレルギーを持った方がいらっしゃるようで、私が通っていた語学学校でも一切禁止でした。
稀に香りの強い香水を付けてきた生徒が帰らされている場面もありましたので留学をお考えの方も気をつけてくださいね。
次にバスに乗る際にしっかり蓋のできるペットボトルや水筒以外の飲み物を持ち込もうとすると、日本と違い乗る時は運転手さんの真横の入り口から乗車しますので手持ちの飲み物によっては運転手さんに乗車拒否をされます。ファーストフードの飲み物などは基本的に持ち込みはできません。
最後に、カナダの州によってルールも違いますが、ノバスコシア州はレストラン以外で野外飲酒を禁止されています。
日本のように、ビール片手に観光は残念ながらできませんし、公園などで友達とお酒を片手に語る事もできません。
アルコール自体、決まったお店での販売しかしておらず日本のコンビニのようなお店もないので簡単に購入が出来ません。
街中の移動手段は?知っておきたい基本情報その2
ハリファックス、ダートマスの主な公共の移動手段はバスとフェリーです。
街中バスが走っており、便数も比較的多いため観光地への移動や語学学校への通学にはバスを利用します。
まず日本と違う点は、入り口は運転手横の入り口から乗車しまず先に料金または回数券を支払います。
ここで注意が必要で、両替機もありませんしお釣りは出ません。
事前に小銭の用意が必要です。
下車の際はどちらの出口からでも構いません。
下車するバス停を通過する前に、画像の窓際にある黄色い紐を引っ張るとポンと音が鳴り次のバス停で停車してくれます。
一度誰かが引くと次からは音は出ません。
日本同様ボタンのバスも何台か見かけました。
料金はバス・フェリー共に一律$2.50です。
バス・フェリー兼用の10枚綴りのチケットが$20.00で購入できるので、何箇所か観光する方は購入をオススメします。
ドラックストアなどで販売しています。
料金の注意点がもう一つ。
LINKと書かれたバスは快速バスなのでプラス料金が発生します。
乗車時に、+$50必要です。
大きなバス停のしか止まらないので、その辺りも注意してくださいね。
乗り換えは、90分以内であれば無料で何度も可能で、乗車の際にトランスファー(乗り換え券)を運転手さんからもらってください。
乗り換えの際はその券を見せるだけで大丈夫です。
フェリーも同様です。
バスはナンバーで行き先分けをしています。
少しややこしいのですが同じナンバーでも地下鉄のように逆回りがあるので、しっかり乗る際にのりば番号の確認が必要です。
バスの時刻表アプリがあるのでそれを使うと便利です。
Wi-Fiが無くても使用できますので、留学したてで携帯の契約をしてない時期にも使用できます。
日本語の対応は残念ながらしていませんが、使い方が簡単なのですぐ使いこなせるようになると思います。
現在地から一番近いバス停の時刻表を表示してくれ、検索もできます。
バス停ナンバーはこちらです。
行き先分けの大きなナンバーと黒丸で囲んだ小さなナンバーが記載されている看板の下で待ちます。
このナンバーとバス停の看板の一番右下に書かれているナンバーと照らし合わせて同じものに乗ります。
行き先の確認は、それぞれのナンバーをタップすると、このようなアイコンが出でくるので、一番左をクリックします。
すると地図でルートを知らせてくれますので、参考になさってください。
バス停は日本のように目立つものばかりではなく、電信柱に貼り付けられていたり注意していないと見落とすこともありますので、お気を付け下さい。
服装や必要な持ち物は?知っておきたい基本情報その3
ハリファックスの月別の最高気温と最低気温と降水量です。
月 | 高/低(℃) | 降水量 |
---|---|---|
1月 | 0/-8 | 91 |
2月 | 0/-8 | 70 |
3月 | 4/-4 | 83 |
4月 | 8/1 | 89 |
5月 | 14/6 | 103 |
6月 | 20/11 | 89 |
7月 | 23/15 | 94 |
8月 | 23/14 | 111 |
9月 | 19/11 | 94 |
10月 | 13/6 | 130 |
11月 | 8/1 | 141 |
12月 | 3/-5 | 128 |
基本的に生活に困るほどの積雪はありません。
気温が日本より2ヶ月ほど遅い感覚です。
やはり、冬場は寒いですし、6月初旬でもしっかりと着込まないと寒い日があります。
完全に丸一日半袖で過ごせるのは7月8月のみですが、夜は冷えるので、羽織りもの一枚は持っておいた方がいいです。
ハリファックスの雨は日本のように強く降ることはあまり無く、霧のような雨が多いです。
ハリファックスではあまり傘をさす人を見かけません。
大体が薄いレインコートやパーカーのフードを被って歩いています。
私も傘はささないですが日本の雨ほど強くないので少し湿る程度です。気になる方は傘を持参ください。
収容がないためあまりお店で傘を見かけないので手に入らない可能性もあります。
7月8月以外はヒートテックなどの下着が必需品です。
雨の日は比較的暖かく感じます。
靴ですが、女性の方気をつけてください。
ハリファックスのダウンタウンはかなり斜行がきつい坂道ばかりです。普通に歩いていても斜面のキツさを感じます。
ヒールの靴を持ってきても、中々出番が無いかもしれません。
基本的には生活に困るほどの大きな気温差はありませんが、旅行での短期滞在でも冬はもちろん春、秋も平均すると寒い日が多いです。アウターは必ず1枚は持ってくることをオススメします。
留学生の方はしっかり防寒具を日本で購入して来てくださいね。
レストランでおしぼりは出て来ません。
手で食べる食事メニューが多いので、ウェットティッシュや除菌シートを日本から持ってくることをオススメします。
こちらでも購入できますが少し高いです。
これは女性の方にのみのアドバイスとなりますが、生理用品はこちらで買うととても高いです。
倍近くすることもあります。質についてはそこまで悪くはありませんが、日本より優れているということもありません。
スーツケースに余裕がある方は、たくさん持参することをオススメします。
近頃は、語学学校も増えて来たので街中で日本語を聞くこともちらほらあります。
そして何より日本食レストランもたくさんあります。
日本の文化をみんなよく知ってくれている親日家が多いです。
日本ショップもあるので大抵のものは高いですが購入可能です。
文化自体、日本と大きく違いがあるわけでは無いのでご旅行の時の語学力の不安や、初めての留学で不安な方も住人が暖かくサポートしてくれる事が多いので、きっと来て良かったと思えると思います。
ハリファックスへ留学やご旅行をお考えの方の参考になれば幸いです。