こんにちは、Heroです。
さて多くの海外在住の日本人にとって難関の一つ、それは食べ物ではないでしょうか。
普段何気なく食べているその食事、いざ無くなると実は結構つらいものです。
特にアメリカ中西部での日本食は限られる為、良いレストランを探す事は必須です。今回は行ってよかったラーメン屋、Kizuki Ramen & Izakayaのご紹介です。
Kizukiは実は日本からの店舗で、元来はKukaiという名前でした。空海 / Kukaiといえば日本でお聞きになられた方もいる事と思います。
アメリカでもいくつかの州で店舗あり。お近くになければ・・・ドライブで!
Kizuki(輝月)雰囲気はどう?
一言でいうと洒落たカジュアルですね。モダン調な作りが、アート系インテリアが、とずらずら書こうと思いまししたが、”Picture is worth a thousands words” (画は1,000の言葉を持つ)との事で、写真でご覧ください。これで3,000字分ですよ!
3,000文字です、はい
お味の方は?
うまいですね単純に。これが料理の鉄人であれば深いコメントが出る所ですが、僕はシェフ・ミヤモトではないので。
でもホントおいしいですよ。まずは麺。この辺で下手にラーメン頼むと、冗談抜きでインスタントラーメンの麺が出てきたりします。客も知らないので、これがラーメンなんだと思い込む。ちょっとひどいですね。しかしKizukiの麺は結構もっちり、またスープの種類で細麺であったり太麺であったりとなかなかの対応です。
また具もいい感じ。こちら豚骨ですが、チャーシュー、メンマ、煮卵と、一式そろっています。これらも日本では当たり前ですが、しかしこちらではガチで「具は一品」でラーメン出すところもあるのです。比較し、Kizukiはしっかりしていますね。インスタ映えもノープロブレムです。
*余談ながら、以前日本の製麺メーカーさんにKizukiの話をしたところ、「あんな不味いラーメンは無いです」ってバッサリ切ってました。
そこの会社さんは、同じくインディアナポリスの競合他社に納入なされているらしく、そちらは褒めちぎってましたけど。その競合なんですが、実は僕はあんまり好きではありません。おいしいですけど、雰囲気とか客への対応が単純にKizukiの方が好きだから。
僕の周りにも、その他社の方が好きって人はあまりいないですね。好みでの問題ではありますが、メーカーさんと一顧客の温度差を感じました。個人的には別に一定レベル(インスタント以上)クリアしていればいいです。プロじゃないし、微妙な違いなんか分かんないし気にしないし。
サービスはどう?
日本と違いチップ制度があるアメリカでは、レストランによって受けるサービスは大きく異なります。ウェイターの固定給は時給200円とかでほぼタダ働きレベルの為、チップで食っているからです。サービスが良いと客はチップを弾む為、彼らはマジです。
その観点からすると、Kizukiのサービスは・・・「普通」ですね。高級店の様に突き抜けてはいない反面、対応が悪かった事は無い。
ただ一点、実は以前食事した際に、この店に結構高めのアクセサリを忘れた事があります。翌日店に連絡すると、なんと取っておいてくれたとの事! これまた日本では普通なのかもしれません。しかし財布を落とすとまず帰ってこない、むしろ落とさなくても盗られる位のこの国で、感心したもんです。これも多分僕がKizukiが好きな理由になってますね。あまり関係ないですけど。
うまいものはうまい
数店舗経営するチェーン店Kizuki。如何でしょうか。ここ以外にも良い場所はある中、個人的には一押しです。麺も具もしっかりしていてスープもおいしい。海外生活で日本食は貴重な存在の中、是非トライさせる事をおススメします。