マンハッタンだけじゃない!とーっても広いニューヨークの概説

”ニューヨークといえばマンハッタン”

一般に”ニューヨーク”というと”マンハッタン”を想像し、マンハッタン=ニューヨークと思っている人が多いでしょう。

ブロードウェイがあってショウビズの世界、ファッション、アートの分野では世界でも最先端の、眠らない街を思い浮かべる方も多いと思います。

もちろん、誰もが知っている自由の女神やセントラルパークなど、観光地が沢山ありますよね。ニューヨークに旅行するとなると、やはりマンハッタンが中心になると思います。

 

”ニューヨークはリンゴの産地”

しかし、ニューヨークはそれだけではなく、リンゴの産地としても有名なのです。

ハイウェイを走っていると、”Apple”の標識をよく目にします。

マンハッタンをイメージしている方には、ニューヨークのあんなビルだらけなところの、どこでリンゴなんか作れるんだ?!と不思議に思うでしょう。

ちなみにニューヨークのニックネームである”ビックアップル”は、調べてみたところ、昔リンゴを売っていたとか、女性のことをアップルと呼んでいたからなど諸説ありました。

 

”ニューヨークは広い”

実はニューヨークは、とても広いのです。

アップステートと呼ばれる北に行けば、トロントやモントリオールなどカナダにすぐアクセスすることが出来ます。

週末は少し足を伸ばしてナイアガラの滝にも行けますよ。ニューヨーク州の東側にはコネチカット州や大学の街で有名なマサチューセッツ州ボストンなどがあります。

 

そして、あまり知られていないのですが、ニューヨーク州の州都はアルバニーという都市でマンハッタンではないのです。

アルバニーはマンハッタンから車で約3時間北上したところにあります。

ちなみに、アルバニーから、隣の州のボストンに行くのも、同じ州内のマンハッタンに行くのもほぼ同じくらいです。

東京からだと新潟までくらいな感じでしょうか?

 

このようにニューヨーク州は縦にも横にもとても広いのです。なので皆さんが想像する以上に自然も豊かです。

ニューヨークに住む人は、湖が沢山あるので夏の間は避暑地として別荘で過ごしたり、秋は紅葉がとても綺麗なのでハイキングをしたりします。

場所によっては馬のほうが人よりも多く住んでいるのと思うくらいの田舎だったりもします。もちろん、リンゴ農家がたくさんありおいしいリンゴが採れるのです。

ちなみに、昔ホームステイしていたところのお父さんは冬になると毎週のようにスキーに行っていました。アルバニーの側にステイしていたので、車で30分圏内にスキー場が沢山あったんです。

 

そして、マンハッタンの東側にはロングアイランドという島があります。ここは、ロングアイランドを知らな行くてもニューヨーク旅行をしたことがある人なら、必ず行ったことがあると思います。

なぜなら、ジョン・F・ケネディー空港がここにあるからです。ここは海がキレイで、夏になるとニューヨーカーは本を持ってビーチに行き、短い夏を楽しみます。

 

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”じゃあマンハッタンって?” 

ではここで、マンハッタンって?という疑問があるかもしれませんので少しお話しします。

マンハッタンは上記の地図では小さくて見えませんが、ニューヨーク州の下の方に位置し、ニューヨーク市の区に分類されます。

山手線内とほぼ同じサイズでとても狭いエリアです。縦長の地形なので、東から西に歩いてみると1時間もかかりません。ニューヨーク市はブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランドの5つの区からなっています。

つまり、マンハッタンは”ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区”といった感じです。

 

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このように、ニューヨークは、誰もが知っている大都会のマンハッタンだけではなく、自然がたくさんあるアップステートやビーチの綺麗なロングアイランドなどがある州の名前であり、市の名前であもあります。

なので、ニューヨークに住む人は、マンハッタンなどの都会をシティーと呼びます。マンハッタン以外にも足を伸ばしてみると新しいニューヨークを発見できるかもしれません。