あまり日本人には知られていませんが、シンガポール本島の周りには小さな島がいくつかあります。
その島々はシンガポール国内になるので、パスポート不要で行くことができます。
今回はシンガポール本島から船でたった10分弱でいけるウビン島をご紹介したいと思います。
<自転車を借りてサイクリング>
ウビン島はなにがあるかというと、、、
何もありません!(笑)
しかし、シンガポール在住の人は一度は行ったことがある島かもしれません。
「サイクリング」を目的にいく人がほどんどなんです。
何もありませんが、都会的なシンガポールに疲れたら、ウビン島へ行って大自然に触れて癒されます。
シンガポール人は学校の遠足や会社のレクレーションでウビン島へ行くそうです。
旅行者はあまりいないので、ウビン島へ行くと現地の人の休日の過ごし方が分かりますよ。
ウビン島に着いて、船を降りたらすぐ、レンタルバイク屋さんいくつかあります。
そこでまず自転車を借りましょう。
自転車の種類やお店によってレンタル料金が異なるので、「How much?」とひとつひとつ店員さんに聞いて比較するのがポイントです。
ちなみに私は新しい自転車を借りたので、$30/1日、値引き交渉して1日$25/1日で借りました。
他の自転車の場合、もっと安くで借りれます。
<島を周ってみよう>
自転車が走れるようにちゃんと整備されています。
地図も行く先々にあるので、迷子になることはないと思います。
子供用自転車のレンタルもあるので、たくさんのファミリーを見かけました。
写真の地図を見ると、ウビン島は一見大きく見えますが、サイクリングができる範囲は限られているので、滞在時間は2~3時間で充分だと思います。
ほとんどの人が日帰りです。宿泊するとしたら、キャンプになります。
島内にはいろいろ立ち寄れる場所があります。いくつかご紹介します。
サイクリングをしていると、野生の猿やカワハギに遭遇します。
丘があるので、自転車を置いてぜひ登ってみてください。眺めがいいです。
奥はマレーシアが見えます。
ライチ、ジャックフルーツ、ロンガンなど南国のフルーツの木々を見ることができます。
木の前にはフルーツの説明の看板が立っています。
サイクリングの途中で休憩したいときは、ココナッツジュースやミネラルウォーターの売店があるので、そこでゆっくり休むのがおすすめです。
<ウビン島までのアクセス>
「チャンギポイントフェリーターミナル」という港から船に乗ります。
港までの行き方は、MRTパスリス駅まで行き、そこからタクシーでターミナルへ向かいます。
駅からターミナルまでは歩いていける距離ではないので、タクシーを利用しましょう。(タクシー料金は日本ほど高くないのでご安心を)
シンガポールでは格安のGrabタクシーがおすすめです。
旅行前にGrabのアプリをダウンロードして登録をしてくださいね。
ちなみに、シンガポールには以前Uberタクシーもありましたが、Uberは撤退しました。
ターミナルに到着したら、乗り場に並びます。
窓口でチケットを購入する必要はありません。船に乗ったら、運転するおじさんが乗船代を請求してくるので、そこで現金を渡しましょう。(1人あたり、たったの3ドルです。安い!)
時刻表はなく、人数が集まり次第出発という感じです。
船は小さなボートなので、10人程乗ったら出発します。
ウビン島では8分程で到着するのであっという間です。
↑チャンギポイントフェリーターミナル内
↑乗船ボート
ガイドブックでは紹介されていないシンガポールの小さな島で自然に触れながらサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。