「キャンベラ」という町は静かで気持ちが落ち着く場所です。
時間がゆっくりと流れているように感じ自然を体感できる場所でもあ
ります。
一方で、政府機構や日本大使館をはじめ各国の大使館が数多くあ
り、旧国会時義堂がありオーストラリアの歴史や博物館がありま
す。
今回は、Australian War Memorial~戦争記念館~を紹介させて頂きま
す!!
こちらの記念館はとても規模が大きいので一日の半分、じっくり見
たい方は一日費やすことができるのです。
入場すると展示物は第一次世界大戦1915年~順に展示されています。
なお、第一次と第二次世界大戦の展示は別のフロアーに展示されて
ます。
①オーストラリア人の牧師さん
日本の捕虜の人達にとても親切にしてくれたオーストラリア人の牧師さ
んがいました。
彼は捕虜の人達に英語を教えて、戦後、英語を使用した職業につい
た日本人捕虜もいたみたいです。
感謝を込めて日本の国旗に自分達の名前を書いて、牧師さんに送ったものです。
とても良くして頂いたのがメッセージと名前から伝わってきました。
②日本の潜水艦
Anzac Hallにシドニー湾で発見された日本の小型潜水艦が展示されています。
実際見てみると、とても大きく小型には見えませんが潜水艦の中では小型なので驚きです。
またこちらの潜水艦は1942年3月31日の夜、日本の3機の小型潜水艦がシドニー湾に奇襲かけ た時にうち2期は沈没し、もう1機は2006年にシドニー湾で発見されて、
それがこちらに展示されています。
③特攻に行く前に青年兵が新妻に送った恋文
Air Craft Hallにある日本の特攻隊を紹介してる展示場所に23歳の青年兵が特攻に行く前に新妻に送った手紙が日本語で書かれたのがあります。
残念なのが下の方に展示されているの で初めて行った時は、私は気づきませんでした。
奥さんを想っている気持ちがとても伝わっているのが手紙から感じて感動しました。ぜひ見てみてください!
④中央に綺麗な水の池がある追悼エリア
入場したら、外にある建物と綺麗な水の池がすぐに見えます。
こちらは各国で戦死や病死で亡くなったオーストラリア兵10万2800人以上の名前が石に刻まれています。
その隣にはポピーの花が飾られています。
第一次世界大戦で亡くなった兵士は名前に付け加えて年齢も記載されています。
晴れた日には青空とマッチしてより水が綺麗に見えて、追悼の場所ですが清々しい感じです。
また、戦争で亡くなった兵士はこの場所以外も展示されています。
オーストラリアでは、第一次世界大戦は60万(行方不明者含む)人以上のオーストラリア兵士が祖国の地を踏み込むことなく亡くなりました。
⁂日本では、3名のオーストラリア兵士が亡くなり、うち1人は戦後占領
軍としてきた方が 亡くなったらしいです。
⑤第二次世界大戦コーナー
ユダヤ人生存者が描いた収容所の絵
ドイツがユダヤ人を収容所に送り、生存者が描いた収容所の様子でとてもリアル
に描かれていました。
また、ユダヤ人がヨーロッパでの迫害を逃れてオーストラリアのビザが降りた証明書も一緒に展示してあります。
⑥オーストラリアで広島に原爆投下を掲載された新聞
オーストラリアでアメリカが広島に原爆投下をした翌日(1945年8月7日)の新聞で出された当 時の新聞が展示されています。
新聞の書かれている一部分は、世界で最初に使われた核爆弾でそれは、今までに使用した一番大きい爆弾の2000倍以上の威力だと書いてあります。
原爆が落とされた時の日本の新聞で書かれてたのと比較すると、全然違うことが書い
てあります。
(他の国の当時の新聞は、めったに見ることはないのでとても貴重で興味深いです!)
⑦お土産屋さん
入口に入って、右側にお土産屋さんがあります。
戦争関連の本、文房具、ポピーの花のマグ ネット等売っています。
お土産さんの半分は本のコーナーになっていますので本好きの人にはいいです!
それ以にも十分に楽しめるので、ぜひ立ち寄って見てください!
ガイドブックは中国版と英語版があります。
1冊$5で購入することができ、フルカラーでとても見やすくて良いです!
展示されている一輪のポピーの花は$1。
⑧必ず置いてある日本兵が表示の本
お土産屋さんにあるオーストラリア人が書いた第二次世界大戦の時に、ある場所ココダカ という場所から生き残ったニシムラ コウイチという元帝国陸軍の伝記が書かれています。
中身の一部では、敵同士にも関わらず、オーストラリア兵士の捕虜とお互に言語を教え合っ たり、自分や家族の事を話して連絡先の交換をしたりっと過酷な時代の中でもそういうやり 取りがあった事を知ると心がホッコリするような気持ちになりました。
必ず置いてあるので、探して手に取って見てください!オススメです!
⑨ポピーが象徴する意味
戦争記念館は外から仲まで銅像や戦争関連なものが展示されていますが、人の名前が刻まれているたいる隣にポピーが飾ってあります。
ポピーは国によって象徴や意味が違いますが、オーストラリアでのポピーの象徴が第一次世界大戦以降、「戦争で犠牲になった人達をどんなに時が経っても忘れないように」っという想いが「ポピー」の象徴です。
また、ニュージランドやカナダも同じお土産屋さんにもポピーの磁石や一輪の乾燥したポピーの花が売っています!
⑩ 建物内にあるカフェ
The Landing Plance Caféっというカフェがあります。
値段もL サイズのアイスカフェラテが$5以内でとても手軽な値段で大きくて美味しかったです!!
また、カフェラテは暖かいのしかメニューになかったのですが「アイスが欲しい」っと言ったら作ってくれました!
スタッフも感じの良い人で、スイーツやサンドイッチ等もあるので小腹がすいた時も合いますので立ち寄ってみてください。
オーストラリア戦争記念館への行き方
バスは二回乗り換えます。
<空港から行く場合>
①キャンベラ空港のターミナルからキャンベラエアポートバス停留
所まで徒歩7分
②11番線、Counterclockwiseと書いてあるバスに乗車
London Cct Legislative Assembly Bldで降りる 乗車時間:20分
(乗った停留場から9つ目で降りる)
③London Cct Legislative Assembly Bldから、10番線のバス路線
まで徒歩2分
Counterclockwiseと書いてあるバスに乗車
④Fairbairn Av after War Memorial Seで降りる 乗車時間:6分
⑤Fairbairn Av after War Memorial Seから徒歩3分
3人以上で行く場合だとタクシーで行った方が手軽な値段になりま
す。ターミナルからバスで行くと、遠回りになって遠く感じてしま
います。
<シティーセンターから行く場合>
①シティーステイションからCity Bus Stn Plt 9の停留場まで徒歩
1分
②バス路線、10番。Counterclockwiseと書いてあるバスに乗車
③Fairbairn Av after War Memorial Servで降りる 乗車時間:7
分
(8つ目で降りる)
まとめ
記念館はかなりの戦争関連の物が展示されているので、おススメのが多
くありますが、今回は特に行ったら特におススメのを紹介させて頂きました!
行く前に日本以外の国オーストラリアはどんな経由で今の国が成り立ったのかを戦
争っというのを通して調べてみると、より楽しく 展示物を見ることができるのではないでしょうか!?
第二次世界大戦は日本人の私たちにとっては、背中を向けてしまいたいような感じになるかもしれませんが、七十年前以上の出来事なのに大きく取り上げているのは、逆にそれだけ日本のことを注目しているのだと私は思いました。
他国のこういう戦争の博物館のようなのに行くと日本のとはまた一味違うので知らない事も学べるので良い機会です。
また、この世の中戦争経験者の方々が少なくなってきている現在戦争記念館に行く
のはとても大切なことのように感じます。
どんな世代の方でも楽しめて学べる場所でもあるのでお子様がいらしゃる方もぜひ一緒に見に行ってみてください!!