台湾といえば烏龍茶ですよね。
台湾全土で伝統文化として古くより親しまれてきたお茶文化ですが、少し敷居が高いと感じて未経験の方も多いのでは?
今回はそんな方でも気軽に楽しめて、しかもお洒落なニュータイプのティーハウスを紹介します。
きっとあなたも騙されるフォトジェニックな可愛さ、|十間茶屋|
初めて店舗を訪れた時、一瞬おしゃれなセレクトショップに入ったかと錯覚するような白で統一されたおしゃれな門構え。
実はここ、お茶屋さんなのです。
中に入るとまず目に飛び込んできたのがこちらのディスプレイ。
角ばった瓶に番号のラベルが貼られていて、中には濃度のそれぞれ異なる琥珀色の液体が入っています。
烏龍茶ってこんなに素敵な色をしているのですね。美しい…
店内のインテリアも茶館というよりはカフェのようなモダンな雰囲気です。
メニューも非常にシンプルで、お茶と簡単なデザートのみ。
一歩足を踏み入れるとお茶のいい香りがする素敵な空間にワクワクすること間違いなしです。
香りで選べるお茶の種類
瓶入りのものは全てコールドのアイス烏龍ティー。
お茶のネーミングもその下に書かれているお茶の説明もとても好奇心を刺激される内容となっています。
コールドブリュー(先ほどの瓶入りのタイプ)のフレーバーは以下の全4種類あります。
|コールドブリュー|各種95NTD
初春蘭香(オーキッドフォーシーズンズ):ランと田園の草花の香り
烏龍午韻(ライトローステッドウーロン):甘みのある麦とクリーミーなアロマ
暮色小葉紅(スモールリーフブラック):フルーツと蜂蜜の香り
暮焙老茶(ヘビーローステッドウーロン):スモーキーなドライプラムの香り
烏龍茶が他のお茶と違うなといつも感じるのは、何も加工していていない茶葉そのものなのに蜂蜜や果物、ミルクの香りなど天然のフレーバーがあるという点。
フレーバーの説明を読むと全部飲みたくなりますよね!
ちなみに、開店からしばらくすると売り切れるフレーバーがあるので試したいフレーバーが決まっている場合は早めに行くことをお勧めします。
私たちが訪れた際は2種類のフレーバーのみとなっていました。
今回はこちらのライトローステッドウーロンをチョイス。
焙煎度の低い煎茶に近い烏龍茶で、カラーは透き通る琥珀色。
普段こんな風にお茶を眺めて飲むことなんてありますか?
一滴一滴がとても貴重なもののように感じます。
寒い季節にはホットもあります。
お兄さんが一杯一杯丁寧に淹れてくれるお茶はまた格別です。
茶葉の持つ香りは、アイスで飲むよりホットで飲む方が濃厚で際立ちます。
同じ茶葉でもアイスとホットでは全く異なる風味が楽しめるのも烏龍茶のいいところです。
台湾原産の上質な茶葉をセレクト
店内では茶葉の販売もあります。
茶葉にはそれぞれ個性的な香りがありどれもほんのり甘い香り。
緑茶も紅茶も烏龍茶も元をたどれば全て同じ「お茶の木」の葉っぱなのに香りがこんなにバラエティに富んでいることが自然の神秘ですね。
いかがでしたか?
見ても可愛い飲んで美味しい、台湾茶の新たなムーブメントが起きており、近年台湾ではこのようなおしゃれなティーハウスが急増しています。
気軽に楽しめて、話の話題にもなるニュータイプティーハウス、ぜひ一度足を運んでみてください。
今後また違うお店のリポートもして行く予定ですのでお楽しみに。
2018年6月現在、台北市には二つ店舗があるようです。
今回の記事は松菸店からお届けいたしました。
|十間茶屋 松菸店|
営業時間:月〜日 11:30 – 20:30
住所:台北市信義區忠孝東路4段553巷48號(松山文化相違産業地区付近)
TEL:886-2-2746-5008
| 十間茶屋 A4店|
営業時間:月〜金 10:00 – 21:30 週末 10:00 – 22:00
住所:台北市信義區松高路(信義新光三越の中)
TEL:886-2-2722-9969