半年以上も改装工事のために仮店舗にて営業していた、上海では知らない人はいないであろう、老舗小籠包店の『南翔饅頭店』が、ついに10月26日に改装オープンするらしいという噂を聞きつけ、ソフト営業中のお店に早速探検に行って来ました!
やっぱり老舗の風格
『南翔饅頭店』は上海市内に複数の店舗がありますが、
どうせ行くなら観光スポットである豫園商城内の本店に行きたいですよね~
100年以上も前からこの場所にお店を構え、
たくさんの人を魅了してきた南翔饅頭店の新店舗情報を、
どこよりも早くみなさんにこっそりお教えしちゃいます!
池のほとりの超ベストポイントにそのお店はあるのですが、
入り口は控えめですごくシンプル、
知らなければ通り過ぎてしまうほど・・・
なのでこの看板をくれぐれも見逃さないでくださいね~
お店は1階から3階まであって、
1階はテイクアウト専用(入口は別)、2、3階がレストランになっています。
1階入口ではシックなチャイナドレスをまとった案内係りが3階までエスコートしてくれます。
狭くて急な階段は改装前と同じで、一段一段登りながら期待が膨らんでいきます。3階に到着するころには、日頃の運動不足が裏目に出て足がプルプル状態に・・・
そして、いつの間にかフロア担当にバトンタッチ!
この辺りの連係はさすが老舗だけあってとってもスムーズです。
たて長の店内は奥まで見渡せて、開放感がありスッキリした印象。
椅子の間隔はゆったりとはいきませんが、丸や四角いテーブル、ソファー席・・・
と人数によって色々使い分けられそうです。
外観の歴史ある建物とは対照的に、店内は薄い木目と若草色をメインにシンプルモダンで、以前の中国らしい雰囲気とは全く違うイメージに仕上がっています。
おススメは小籠包だけじゃありません!これはぜひ食べて!
さてさて、メニューはというと・・・
8:00から17:00まではこんな紙で出来たメニューになってます。
残念ながら日本語はありませんが、すべて写真付きなので安心です!
(そのうちきっと日本語も表記されると思いますが・・・)
一緒に渡された鉛筆で自分でチェックを入れるので、
“外国に行って注文にアタフタしてしまう!”
なんて心配は必要ないので安心して下さいね。
何を頼んでもハズレはありませんが、マストでチェックを入れてもらいたいのは、看板メニューの豚肉の“鮮肉小笼”と、ストローでチューっとスープを飲む蟹ミソ入りの“蟹黄汤包”。
“蟹黄汤包”は中のスープがめちゃめちゃ熱いので、
ヤケドにはくれぐれも注意です!
食器もオリジナルでかわいいですよ~
その他おススメとしては、グループでお越しなら、
海老入り小籠包やピリッと辛い小籠包など色んなお味に挑戦するのも良いですね。
積み重ねられた蒸篭もなかなかフォトジェニックですよ~
実は、先ほどのメニューの裏には見慣れた点心もあるんです。
モチ米入りの焼売“糯米焼売”やゴマ団子の“麻球”、“春巻”など、
もう少し食べないな・・・というときにぜひどうぞ!
コチラのメニューは17:00までの限定で、夜はbookタイプのメニューになります。メニューを見せてもらいましたが、写真がいっぱいで指さし注文OKでした!
といっても、内容はほぼ一緒で、少しメニューが増えるくらいだそうです。
あなたはテイクアウト派?!
テイクアウトの窓口は、レストラン1階入口を壁沿いにずーっとたどって行った先にあります。
お値段はレストランのほぼ半額!
なので、当然30分から1時間の待ちは当たり前!
覚悟して並んでくださいね~
まず、ここで注文してお支払いを済ませてレシートをもらったら・・・
『南翔饅頭店』の看板下から店内に入り、
すぐ右手の注文品の受取り場所に並ぶはずが、
待ち列が特に無くぐちゃぐちゃ~
ココではお上品禁止!
ココではお上品禁止です!
お上品にぼーっと順番を待っていても、永久に小籠包を手にすることは出来ないでしょう!うかうかしていると、どんどん抜かされてしまうので、
リンとした態度で図々しく行きましょう!
どんどん蒸し上がるのでアツアツをいただけます!
レシートを渡して注文品と交換しましょう~。
レストランに比べると少々形は雑ですが、
お味は文句なしに「美味しい!」
黒酢を付けながら、ふぅふぅ食べましょう~
かわいい箱に入れてくれるので、フタをして持ち歩きもOKですよ!
上海に来たら絶対に外せない『南翔饅頭店』の小籠包。
いよいよ10月26日(金)盛大にオープンです!
日本から飛行機でたったの2,3時間の距離、
今一番熱いポットで、誰よりも早く老舗の味を堪能して
みんなに自慢しちゃいましょう!!!
『南翔饅頭店』
上海市黄浦区福佑路豫園老街87号
電話021-6355-42060
8:00~20:00