上海の旅行パンフレットを見ると、魅力的な水郷がオプショナルツアーとしていくつか紹介されていますよね。
でもたいていは、まる1日取られてしまったり、宿泊をともなったりでせっかくの上海観光が短縮・・・なーんてことに。
水郷を巡るツアーはもちろんとっても魅力的なのですが、
“限られた時間の中で思いっきり上海を楽しみたい!”
という欲張りな方に今回おススメなのが、『七宝老街』というプチ水郷です。
ココは地下鉄で簡単に行けて、しかも滞在時間は2、3時間もあれば十分!
有名どころの水郷とは規模は違うけれど、
食べ歩きをしたり、かわいいお土産を見つけたりと、
ちょっとした水郷気分を味わうことが出来ます。
『七宝老街』にはどうやって行けばいいの?
上海には現在17路線ほどの地下鉄が縦横無尽に張り巡らされ、
たいていの場所へは地下鉄でアクセス可能に~とっても便利になりました!
すべて番号とイメージカラーで分けられているので、
誰にでもとっても分かり易くなっています。
しかも料金が安い!
目指すは9号線の七宝駅、水色の電車です。
9号線は上海の真ん中を東西に走っているので、どこから出発しても行きやすいのもポイント!
ところでみなさん、“水郷”と聞いてどんなイメージが浮かびますか?
田舎で、
のんびりした雰囲気で、
ゆっくり時間が流れているような・・・・
そんなイメージではないでしょうか?
それが駅を降りてビックリ!!!
大きなショッピングモールやマンションがどーんと出迎えてくれます!
「こんなところに水郷、ホントにあるの?!」
と思わず口から出てしまうくらい、予想を裏切る第一印象です。
“七宝老街”の看板を目印に5分ほど歩くと、
ローカルブランドの洋服や靴や下着などなどの商店街が現れ、
その先に、“七寶老街”と書かれた大きな石の門が目の前に出現!
そしてその先に古い街並みが広がっている、という何とも不思議な空間なのです。
老街はどんなとこ?
メインストリートとなる通りの両側には、
レトロ感たっぷりの土産物屋さんがびーーーーーっしりと並んでいます!
いろ~んなものがあるので、覗きながら歩くのが楽しいですよ~
そして、ちょっと広い広場に出たら、
ぜひ食べていただきたいおススメのお饅頭があるんです!
それがコチラ!♪
本当は春の定番緑の草餅がおススメなのですが、
今は秋冬限定のこの茶色っぽい揚げ草餅になるそうです。
中にお肉が入っています。
1つ3元(約54円)お安いですよね~
お店の奥でひとつひとつ手作りされているお饅頭は、アツアツの出来立てで
思わずもうひとつ!と言いたくなる美味しさ~
その他にも中国らしいお菓子がいっぱい!
お値段もお手ごろなのでお土産にもぴったりです。
七宝のフォトスポット
お腹もほっこりしたところで石の橋を渡ると、
“これぞ水郷~!”という景色が広がります~
橋の上は七宝老街1番のフォトスポットなので、いっぱいお写真撮って下さいね~
キレイとは言えない川ですが、川沿いの遊歩道をお散歩するのもおススメです。
橋を渡ったら、いよいよ食べ歩き天国です!
ココで私のおススメを3つ紹介しますね。
海棠羔
海棠羔は大判焼きのイメージ。
表面はカリカリしたキャラメル状になっていて、中には甘さ控えめのあんことナツメが入っています。どこか懐かしいお味はほっこりしますよ!1つ5元(約90円)
汤圆
汤圆は、中国では主にお正月に食べられるお団子のこと。
白玉団子をちょっと大きくした感じで、
お団子の中には、あんこやゴマ・ピーナッツなどの甘い系から、
お野菜やお肉などのしょっぱ系など色んなお味から選べます。1個4元~(約72円~)
大きなお鍋で茹でているのだけど、お味によって形が微妙に違うようで、
よく間違えないな~と感心します。
すっごーく熱いので火傷にはくれぐれも注意して下さいね!
生煎
生煎は焼き小籠包のこと。
小籠包を大きくした感じで大きなお鍋で揚げ焼きします。
中身はお肉の他、海老入りやお野菜なども人気!8個16元~(約290円~)
3つも食べればおなかいっぱいです!
この他にも紹介しきれないお店がいっぱいあります。
かわいい形の蒸し物・・・ ↓ ↓ ↓
タコやイカの串焼き・・・ ↓ ↓ ↓
などなど・・・
街の外れにはこんなところもありますよ。 ↓ ↓ ↓
中国チックな衣装を着ての写真撮影、1枚10元(約180円)!
激安です!!!
簡単なメイクとヘアーセットもしてもらえるので、
水郷観光の記念にいかがでしょうか。
食べ過ぎ注意の七宝老街ですが、
気の合う仲間とワイワイしながら、街歩きを楽しんでくださいね!