タイムスリップ気分?古き良き面影残る台北下町エリア!オススメスポット3選Vol.2

大家好,mameyです!

前回紹介しきれなかった台北の下町萬華區のオススメスポットを

引き続き紹介していきたいと思います。

 

>>前回の記事はこちら

www.trip-marche.com

 

これぞ台湾!衝撃食材に出会える伝統市場「新富市場」

先ほどの青草街から徒歩数分のところに、
1935年から現地の日本人と台湾人に愛されている
伝統的な市場「新富市場」(東三水街傳統市場)があります。

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新鮮な果物や野菜、海鮮物、肉類から日用品まで何でも揃います。

 

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中にはなかなかショッキングなものまで!
私なら持ち帰ってこの鳥たち捌けそうにないですが…

 

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この入り口で売られている「珍珠玉米」が美味しくて
行くたびに買って食べ歩きます!

「珍珠」とはパールのことです。
タピオカのことも「珍珠」というのですが、
もちもちしているからなのか粒が綺麗だからなのか
このような名前で呼ばれるトウモロコシです。

 

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これを食べ歩きながら商店街の中を巡ると
何やらおしゃれな建物が見えてきます!
次はこちらを見ていきましょう!

 

歴史を守りつつ次の世代へ、生まれ変わった「新富町文化市場U-mkt」

活気溢れる市場を少し進むと突然、雰囲気の違うエリアが現れました。
こちらが2017年にリノベーションを経て新しく生まれ変わった
新富市場の一部、「新富町文化市場U-mkt」です!

 

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写真左奥はABCクッキングのスタジオになっており、
手前の広場はカフェ空間となっています。
他にもスタジオやオフィス、スクールなど
様々なテナントが複合した施設です。

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室内設計は白をベースで小窓を多く配置して
いつでも明るく気持ちがいいです。
ランプシェードも近づいてみると蒸籠!細部までこだわりのあるデザインです。

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市場の喧騒に疲れたら、さっとここで一休みするのがグッドです!
人もそんなに多くないので、落ち着いてリラックできます。

歴史や、ここがどのような経緯で現在のこの姿になったのかなど
ストーリーを紹介する動画も常時放映されています。

 

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元は事務所として使用されていたこちらの和風建築も
今ではカフェに生まれ変わって現地の人から愛されています。

 

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建物の中で特徴的なのはこの中庭の空間。
建物自体が丸みを帯びたカーブなので、このように
不思議な空間が生まれたのでしょう。
もしくはもともと意図してデザインされた空間なのかもしれませんね。

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龍山寺で参拝が終わったらぜひこちらにも立ち寄って見てくださいね!

 

 

台湾文化とのフュージョンスウィーツが食べられる「菓實日」

先ほどの市場からは徒歩15分ほど離れているのですが
街を散策しながら歩くと案外すぐ到着しました!
こちらが台湾ならではのスイーツが食べられると人気のケーキ屋、
「菓實日」です!

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店内は二人用席と小さなカウンターがあるのみでこじんまりとしています。
基本的にはテイクアウトメインのお店みたいです。

 

以前、台北の松山文化相違産業地区で開催された「島作」という
イベントに出店していた際に目に留まりずっと
気になっていたケーキがあるんです!

 

それが、こちら「紅龜」です!

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見た目はネーミング通り赤い亀の甲羅をかたどったものなのですが、
実はこの「紅龜」、中華圏ではお祝い事の際に昔から食べられている
伝統的な風習の中で生まれたお菓子なのです。

味の方はというと、珍しいお酒のムースとその中にこし餡が入っています。
土台のクッキーは抹茶味と全体的に和が香るフレーバーでした。


もう一つ、個人的にすごくツボだったのがこちら「人之島」です!
これ、何の形に見えますか?

 

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こちらは台湾本土を形どったケーキなんです。
ちゃんと色の濃淡もあって、山脈も表現されていますね。
とてもリアルな見た目に驚きました!

「私台北食べる!」とか、「えーじゃあ私は花蓮ね!」
とかワイワイ話しながら楽しく完食しました。
ほんのりお茶の香りのムースが大人の甘さでちょうど良かったです。

実はそんなに甘党ではなくて普段はあまりスイーツを
食べないのですが、あまりの可愛さにもう一つ追加注文です!
こちらはマスカルポーネチーズとパイナップルがミックスされた
南国らしいコンビーネーションのまんまるチーズムースです。

 

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こちらもさっぱりといただきました!
どれも見た目はもちろんのことフレーバーも甘さ控えめで
かつ台湾特有のフレーバーを試せるので興味深いです。

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まとめ

前回、今回と続けて台北の下町である萬華區のおすすめスポットをお伝えしました。
新しい物好きな台湾人の国民性なのか、
台北市内はものすごいスピードで常に変化し続けています。
お店も次から次へと新しいものへ変わります。
そんな台湾では逆に「変わらない」という部分のも価値を見出して
新たなムーブメントを作ろうとしている」若い世代がどんどん誕生しています。

新しい一面を見せつつも、古き良き台湾がいつまでも
変わらないで残っていてほしいなと思う旅でした。