カナダの東部に位置する都市モントリオールは、「北米のパリ」という異名を持っています。
その名の通り、北米でありながらヨーロッパのような雰囲気の建築物や街並みを楽しむことができる都市です。
そこで今回は、そんな北米のパリを存分に味わうことができるオールドモントリオールエリアについてお話しします。
【オールドモントリオール】
1. モントリオール文化発祥の地
地下鉄オレンジラインのSQUARE-VICTRIA駅あるいはPLACE-D’ARMES駅から徒歩5分ほどの場所に、オールドモントリオールと呼ばれる地域があります。
この辺りはモントリオールの中でも、特にヨーロッパ風のの雰囲気を強く感じるとこができる地域です。
上の写真のように、同じような色合いの建物が並んでいます。よく見ると、右側の建物にマクドナルドの看板が出ていますね。
日本でよく見るマクドナルドと全く雰囲気が違って見えますが、中身は至って普通です。
こういったオシャレな街並みの中に、よく知るチェーン店があったりするのもなかなか面白いと思います。
この辺りはモントリオール文化発祥の地と言われており、観光には外せない場所です。歩いているだけでも楽しいので、ぜひ行ってみて下さい!
2. まるで中世ヨーロッパ?馬車の通る道
このオールドモントリオール地域に行くと、なんと車と同じように車道を走る馬車をよく見かけます。
車と同じ交通ルールに従って、ちゃんと赤信号で止まり青信号で動きます。
もちろん、この馬車は個人的な移動手段ではなく、観光用のサービスです。この地域の人々が日常的に馬車で移動しているわけではありません。
この馬車は、日本円で30分約5000円で乗ることができます。また、馬車に乗らなかったとしても、こうした街並みの中を馬車が行き交う様子を見るだけだも感動的です。
3. ノートルダム大聖堂
そしてオールドモントリオールの最も代表的な建造物、ノートルダム大聖堂。
たまに結婚式をしていることがあり、大きな鐘が鳴り響く中に新郎新婦が正面に出てくる様子はとても素敵です。
毎時0分になると鳴る鐘の音はとてもよく響き、非日常的な感覚を強く感じられます。心が洗われるような、不思議な感覚がしました。
やはり観光客がとても多く、この正面近くには先ほど紹介した馬車に乗る場所もあります。
【オールドポート】
1. モントリオールの港町
オールドモントリオールから徒歩10分ほどの場所に位置するオールドポート。
この辺りも、モントリオールの文化を全身で感じることができる場所です。
港の入り口正面にある商店街を歩くだけでも楽しめますし、モントリオール発祥のPoutine(プーティン)というフレンチフライの上にチーズやグレイビーソースなどを乗せて食べるものを売っているお店も多くあります。
ストリートミュージシャンのライブを聴きながら、屋台のプーティンやベーグルを食べ歩くのはとても楽しいですよ!
この写真のように、異国情緒あふれる街の中を散策できます。レストランやカフェ、お土産屋さんなどが多いです。
2. 教会や政府関係機関
この辺りには少し大きな建物もいくつかあります。こちらも日本にはあまり無い雰囲気で、フォトジェニックな写真を撮ることができます。ひらけた場所には噴水があったり、座って休憩できるスペースがあったりと、ゆったりした気分になりたい時にもおすすめです。
中世ヨーロッパの騎士のような制服を着た職員の方々がいました。何の施設だったのかは分かりませんでしたが、とても素敵でした。
【まとめ】
いかがでしょうか?このオールドモントリオール地区は、モントリオール観光において外せない場所です。天気のいい日にただ歩き回るだけでも良い写真がたくさん撮れますし、1人でも楽しむことができます。オールドポートからノートルダム大聖堂の辺りまでは歩いて行くことができるので、歩きやすい靴で1日楽しむことをおすすめします。